
オーディオ十二支シリーズは2014年の午年からやっていて、その中でもウケがよかったのが2017年の酉年。
基本的に、その前の年に自分で聴いてみて使ってみて良い思い出のあるオーディオを部品に選んでいます。
一応自分のなかにこのシリーズを作るときの決まりがあって、まず最初に対象の動物のカタチを改めて観察してスケッチします。そのスケッチを元に作るというよりは、その生き物のカタチや動きの方向をイメージするためにやってます。鳥の気持ち〜鳥の気持ちになって〜。

それから、その生き物の特徴的な部位から連想されたオーディオを切り出して、こんな感じで福笑いみたいに繋いで一番動いている感じがグッとくるところを探します。

全部デジタルで作った方が楽なんですけど、アナログで切り出して手で触ってみるのが楽しいんですよね。この方が偶然なんだかすごい感じになったりすることも多い気がします。とはいえ細かい各部のサイズ調整なんかは圧倒的にデジタルの方が早くできるので最近はどっちも取り入れてます。
教訓:デジタルも良い。アナログも良い。
ダイナミックオーディオ 企画室
佐藤 泰地