島健悟 ダイナミックオーディオ5555/4F H.A.L.3 マネージャー/ 入社二十九年目

この仕事を続けてきて、一番良かったことは何ですか?

一番は、やっぱり「出会い」です。

オーディオの仕事をしてきたからこそ、本当にたくさんの方々と出会うことができました。有名な方だけではなく。そういう方々との出会いが、今の自分をつくってくれたと思っています。

振り返ると、20代の頃にお店で出会ったお客様との関係が、その後もずっと続いていて、フロアマネージャーとして独立した時にも支えていただきました。

ワンフロアを任された時は嬉しさもありましたが、責任もあり、正直プレッシャーは大きかった。でも、そういう時に支えてくださったのも、これまで出会ってきた方々でした。

僕自身、特別なことをしてきたわけではないですが、仕事に対して誠実であること、人の話をちゃんと聞くことは昔から変わっていません。そういう積み重ねが信頼につながったのかなと思っています。


どんな人と一緒に働きたいですか?

「人が好きな人」です。

もちろんオーディオが好きなのも大事ですが、それ以上に、人を知ることに希望を持てる人と働きたいですね。

この仕事って、機械や音の知識だけでは成立しません。お客様一人ひとりと向き合いながら、その人が何を求めているのかを考える仕事です。

だから、知識を増やすこと以上に、人に興味を持てることが大事だと思っています。


この仕事の難しさ、そして魅力はどこにありますか?

大変なのは、やっぱり機械が故障した時ですね。

故障すると、お客様は不安になります。でも、自分たちだけではどうにもできない部分もある。その中で、お客様の不安な気持ちに寄り添えるかが大事だと思っています。

オーディオショップは接客業なんです。プロとして機械の知識はもちろん必要ですが、それ以上に「相手の気持ちを考えられるか」が重要だと思っています。

僕自身はずっと「お客様に育ててもらった」と思っていて。クラシックやジャズに詳しいお客様から、「これ良かったよ、聴いてみな」と教えていただくこともたくさんありました。

知識を一方的に提供するというより、お客様と一緒に学び、育ててもらいながら成長してきた感覚ですね。だからこそ、これから始める人たちにも、その経験を還元できる場所にしていきたいと思っています。


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