StereoSound No.207

ステレオサウンド207号 ダイナミックオーディオ広告

通称、武者ベイシー。

この時ちょうど、うちのお店が創立以来初めて、老舗ブランドのAccuphaseを取り扱うことになり、そのことを広告にしたやつです。

これは強い味方ができた、鬼に金棒、といった意味合いで、カウント・ベイシーにオーディオの甲冑を着せてみよう。というのが、最初の発想でした。

頭B&W、額にEsoteric、胴はJBL…

こんな風に、「なんか武田信玄に似てるなぁ〜会ったことないけど」なんて切ったり貼ったりしながら実験して、パーツを決めていくわけです。

「おぬしら突撃〜♫」

「このパーツあれじゃん!」なんて見た人が気づいてくれたら嬉しいなと思いながら、

ところでミュージシャンの姿を広告で使う場合、色々と権利関係で難しいことがあります。

この時は、実際その筋の最も信頼できる人物に連絡をとりました。

「そんなもん よきにはからえ じゃないか?」

という大変心強い言葉をいただきまして、しからばお言葉に甘えて

「実際使って良い写真などお持ちでないでしょうか?」

と図々しくも聞いてみたところ、

「そりゃあ、<Basie is Back> の顔でしょう。あれはいい顔ですよ。仏さまの顔してるよね。あの写真、俺が撮ったし」

というわけで、お気づきの方も多いかもしれませんが、その人物とは菅原正二さんです。

そんな感じで作っております。

教訓:よきにはからおう


ダイナミックオーディオ 企画室

佐藤 泰地